阪神 球児のベンチ入りは日々確認の方針 本人はSNSで「泣いている女の子」に同情

[ 2020年10月18日 05:30 ]

<神・ヤ(20)>ベンチ入りする藤川(撮影・坂田 高浩)
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 今季限りでの現役引退を表明している阪神の藤川が、18日のヤクルト戦もベンチ入りすることが決まった。17日は2試合ぶりにベンチ入りメンバーに名を連ねたが試合は中止。矢野監督は今後も本人の状態などを考慮していくことを示唆した。

 「球児も無理してこっち(1軍)に来ているから。投げた状況とか、もしかしたらキャッチボールの段階で違和感とか出ることもあるやろうし。投手コーチと球児と話し合って、どうするかというのを決めていく。明日(18日)入れるというのは決めている」

 15日に1軍に合流したが、まだ登板はしておらず、11月10日の巨人戦で予定される引退セレモニーへ向け慎重に機会を探っていく。

 この日は中止決定後に自身のツイッターを更新。「試合中止になってしまいましたね…スタンドで女の子が泣いてるのを画面越しに見て自分たちも悲しくなってしまいました。やっぱり夢の世界なんだと今更ながら…」とつらい胸の内を吐露し、最後は「また明日から頑張る!皆様お気をつけてお帰りください」と締めくくった。(遠藤 礼)

 《引退セレモニー概要発表》阪神は、11月10日巨人戦で実施する藤川の引退セレモニーの概要を発表した。当日は引退記念映像のビジョン放映、本人による引退あいさつ、花束贈呈などを予定。来場者全員にメモリアルポスターもプレゼントする。今月20日から引退記念ロゴの入った各種グッズを公式オンラインショップなどで販売することも発表。また、11月3日から来年1月31日まで甲子園歴史館で「藤川球児投手 引退特別展示」を開催し、期間中は先着5000人にオリジナルカードも贈呈する。

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