アストロズ、逆転勝ちで逆王手! ベーカー監督「ハッピーエンドで終わりたい」

[ 2020年10月18日 02:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦   アストロズ7-4レイズ ( 2020年10月16日    サンディエゴ )

3連勝しタッチを交わして喜ぶアストロズナイン(AP)
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 アストロズがワールドシリーズ進出へ逆王手をかけた。ダスティ・ベーカー監督は「このチームを嫌う人もいるかもしれないが、選手はよくやっている」とねぎらった。

 1点を追う5回1死二、三塁。1番スプリンガーは二塁と三塁の間に内野手3人が守るシフトの逆を突き、二塁定位置付近へ転がし、中前への逆転2点打とした。この回一挙4点。4点目の左前適時打を放った4番コレアは「ここでシーズンを終わらせるつもりはない」と胸を張った。

 サイン盗み問題により、今でも他球団やファンの非難は続く。レギュラーシーズンではエース右腕バーランダーを筆頭に故障者が続出して29勝31敗と負け越したが、最近4年間で3度リーグ優勝決定シリーズに進出している実力を証明した。

 第7戦を勝てば、ポストシーズン史上2度目の3連敗からの突破となる。コロナ禍もあり、特別な一年。ベーカー監督は「この歴史的なシーズンをハッピーエンドで終わりたい」と力を込めた。 (奥田秀樹通信員)

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2020年10月18日のニュース