中畑清氏 巨人・岡本のテクニックには恐れ入った!王さんと同じ形

[ 2020年7月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―2DeNA ( 2020年6月30日    東京D )

<巨・D>6回、この日が誕生日の岡本は同点タイムリーを放ち、ベンチに向かってガッツポーズ(撮影・森沢裕)
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 【中畑清 視点】お見事。巨人岡本のテクニックには恐れ入ったよ。1点を追う6回1死一、二塁。外角に流れるカットボールを重心を沈めながら二枚腰で捉え、バットのヘッドを返さない。右翼線へ計ったように打った同点打。狙い打ちのように見えるんだけど、来た球に自然に体が反応してるんだよね。

 覚醒した感のある高等技術。その土台にあるのは早い始動だ。ツーステップでタイミングを取るんだけど、投手が動きだしたら始動し、ワンステップ目でトップの形をつくっている。一本足打法の王さんと同じような感じだ。打ちにいく形が早くできているから、投手がクイックで投げてきても余裕を持って対応できる。ツーステップ目で軽く足を上げ、ボールを呼び込んで自然に反応。8回は0―2からの高めのつり球が甘く入ったのを逃さず、バックスクリーン左に叩き込んだ。

 柔軟さと、どの角度でもスタンドインできるパワー。鈴木誠也とハイレベルの3冠王争いが楽しみだね。

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