夏の甲子園中止に大阪桐蔭・西谷監督「どんな言葉を掛けたらいいのか、正直難しい」

[ 2020年5月20日 19:50 ]

大阪桐蔭・西谷監督
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 日本高野連と朝日新聞社は20日、「第102回全国高等学校野球選手権大会」(8月10日から16日間、甲子園)の運営委員会(web会議)を開き、同大会と出場49代表を決める地方大会の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大から、選手、関係者、観客などの安全と健康を守るための決定。理事会で中止決定を承認した。

 ▼大阪桐蔭・西谷浩一監督 この決定を、どこかで覚悟はしていたのですが、いざ、そうなると、心が痛いと言いますか……。春の時も残念な思いをして“まだ夏がある”と話をしましたけど、今回はどんな言葉を掛けたらいいのか、正直、難しいです。甲子園で日本一になることを目指して大阪桐蔭を選んでくれた子たちに、何もさせてあげることができませんでした。何もできない悔しさを感じています。ただ、これで(3年生の野球が)終わりではないので。今は、なんとか、この3年生の代を導いてあげたいという思いが強いです。(独自の大阪大会を含め)どこかで(3年生の野球が)一つの形になるようなことを、考えていきたいと思っております。

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