梨田昌孝氏 新型コロナから退院「医療従事者の方々には深く御礼、仕事復帰目指す」

[ 2020年5月20日 16:15 ]

梨田昌孝氏
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 元近鉄、日本ハム、楽天監督で、新型コロナウイルスに感染していた野球評論家の梨田昌孝氏が20日、入院していた大阪府内の病院を退院した。

 梨田氏は所属事務所を通してコメントを発表した。

 「おかげさまで、本日退院に至りましたので、ご報告とともにひと言御礼とご挨拶を申し上げます。
 何よりも、まず、私の命を救ってくださいました医療従事者の方々には深く御礼を申し上げます。皆様のおかげで私は一命を取りとめることができました。この先も皆様のことを決して忘れることなく、救っていただいたこの命を大事に私の役割を果たして参ります。
 プロ野球関係者の皆様、メディアの皆様、ファンの皆様におかれましては、ご迷惑とご心配をおかけしました。意識が戻りましてから、皆様の温かいご声援を知りました。皆様の存在が、一日も早い復帰に向けて、私の背中を押してくれています。
 今後は自宅にて体力の回復に向けて静養を続け、プロ野球が開幕しスタジアムに歓声が戻ることを心待ちにしながら、現場での仕事復帰を目指す予定です。
 大変困難な状況が長く続く中、医療従事者の方々は昼夜問わず身を挺して多くの感染者の治療にあたり、人々を救ってくださってます。私もその一人です。この度の医療従事者の方々の懸命な治療への敬意と感謝を胸に、今後は、微力ながら社会への貢献をしていきたいとも考えております。また、今回の事を通じて、球界への恩返しは私の使命であると感じております」
 

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