阪神・矢野監督 55日ぶり選手と再会「みんな楽しそうに元気だったので、すごくうれしかった」

[ 2020年5月20日 05:30 ]

藤浪(右)の練習を見守る矢野監督(阪神タイガース提供)
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 矢野監督は55日ぶりの選手たちとの再会だった。チームが活動停止して以来、首脳陣が初めて練習を視察。指揮官も久しぶりに見守り、球団広報を通じて喜びのコメントを発信した。

 「みんな楽しそうに元気だったので、それを見てすごくうれしかったですし、やっぱりこうやってみんなで野球をやりたい気持ちが、さらに強くなりました」

 最短6月19日の開幕へチームは前進した。4月15日から自主練習がスタートしたが、首脳陣は継続して自宅待機。「分離練習」に踏み切ったため、この日から視察が解禁された。マスクを着用して熱視線を送った。

 「しっかりやってきてくれた。第2クールぐらいの感じには見えましたけど」

 仕上がり度は、春季キャンプの第2クール程度だと感じた様子。今後は調整の強度を上げて実戦練習へと移行する予定。「こんな事態になったからこそ、僕たちはそういう姿を見せたい」。すでに宣言した優勝へ向かって、矢野阪神が再発進した。(山本 浩之)

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2020年5月20日のニュース