広島 3日間マツダ開放!各日500人限定 12球団初、地域球団の使命「自粛疲れの気分転換を」

[ 2020年5月20日 05:30 ]

マツダスタジアムの一般開放に向けて、スクリーン映像をテストするマツダスタジアム
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 広島は、21日から1軍練習を行うマツダスタジアムの客席を制限付きで広島県民に一般開放すると発表した。ファンの球場入場は、コロナ禍では12球団初だ。

 確かに球音が聞こえ始めてきた。松田一宏オーナー代行は、「自粛疲れがある中で気分転換ができる機会をつくりたいと、行政の方と話を進めてきた」と意図を説明した。14日に広島県内の緊急事態宣言が解除され、運動、遊技施設などの利用が再開。新型コロナウイルスに対応する地域アドバイザーからの提案もあり、地元・中国新聞社のホームページから応募して、20日午後3時締め切りの抽選に当選した1日125組、最大500人を本拠に招待することに踏み切った。今回は、21日からの3日間が応募対象ながら、全休日を挟んだ25日以降は、来場者数の拡大も視野に一般開放を継続する予定だ。

 最大限の対策を準備する。移動を制限するために、対象は広島県民のみ。マスク着用が必須で、入場口でサーモグラフィーによる体温チェックを行う。37・5度以上の場合は、同行者も含めて入場できない。客席は、中段よりも後方に指定され、4人1組に20席を配分することで来場者同士の距離間を保つ。全スタッフがフェースシールドを着用し、球場内の手すりなどは定期的に消毒が行われる。

 選手との接触機会はない。それでも、コロナ禍にある批判も想定される中、先陣を切る形でファンの練習見学を認めた。同オーナー代行は、「選手が野球をやっているところを見ていただける。少しでも元気が出るきっかけになればと思います」と地域球団の使命に触れた。
 球場コンコースにある一部飲食店も営業する予定で、一歩ずつ活気が戻ろうとしている。佐々岡監督は「こういう状況で、ファンのみなさまに、野球で少しでも元気や勇気を与えるのが我々の仕事。選手の気持ちも違うと思う」とファンとの再会を心待ちにした。(河合 洋介)

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