MLB、開幕時ベンチ枠29人に 規定を上回る連戦への対応にも前向き

[ 2020年3月29日 02:30 ]

 大リーグ機構(MLB)と選手会で合意していた今季の開催案が27日、各球団のオーナーに承認された。新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっている今季の公式戦について、人が密集することや渡航への規制が解除され、選手やファンに健康、安全上のリスクをもたらさないことが確認された上で幕を開けるとの方針で合意。開幕は最短でも5月中旬の見通しで、現実的には6月以降になる可能性が高い。

 米国では疾病対策センター(CDC)が15日に8週間は50人以上が集まるイベントの中止か延期を要請。山口が所属するブルージェイズが本拠地とするカナダは、自国民や永住者以外の入国を原則禁止としており、これらの規制が解かれるまでは開幕しない。

 現状26人のベンチ入り枠を開幕から1カ月程度、29人に拡大することで、ダブルヘッダーや労使協定での規定を上回る連戦への対応にも前向きだ。現時点では7月にロサンゼルスで予定されているオールスター戦の開催は未定。通常は公式戦が予定されていない、その前後の日を活用することも考えている。

 ≪最低でも公式戦81試合で開催案合意≫

 Q 話し合いは難航した?
 A 合意までの2週間、選手会はほぼ毎日MLB側と交渉し、オーナー側は17ページもある文書を批准しました。最低でも公式戦を81試合行い、11月下旬の感謝祭の時期までにワールドシリーズを終わらせることなどが話し合われたそうです。

 Q 可能な限りの試合数消化へ方策は?
 A ダブルヘッダーを増やし、ポストシーズンは通常より約1カ月遅れの10月下旬から11月上旬に実施。進出した球団のホームが寒冷地の場合、中立地やドーム球場で試合を行う可能性があります。

 Q 球団の収入が減ることへの対応策は。
 A 来季以降に向けて提案されていた、ポストシーズン拡大が実施される可能性があります。進出チームを現行の10から14に増やすというものです。

 Q 年俸調停やFA取得に影響する登録日数の扱いは?
 A 昨季と同じ日数を得られます。エンゼルスの大谷はメジャー3季目の今季で規定を満たし、オフに年俸調停の権利を手にすることになります。

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