ソフトBからトレード 阪神・中田、鳴尾浜に初見参!ブルペン30球「アピールしなくちゃ」

[ 2019年12月25日 05:30 ]

加重ボールで練習する中田(撮影・成瀬 徹)      
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 ソフトバンクからトレードで加入した阪神・中田賢一投手(37)が24日、鳴尾浜球場を自主トレで訪れ、開幕ローテーション入りへ並々ならぬ決意を明かした。ブルペンで30球を投げるなど例年より前倒しの調整を進めており、来年2月29日の古巣ソフトバンクとのオープン戦で猛アピールする青写真を描いた。

 寒風をはね返す熱い思いを胸に、中田が鳴尾浜に初見参した。キャッチボールを終えて向かったのはブルペンだ。捕手を立たせて直球のみ30球を投じた。

 「11月の3週目からボールは投げていってる。肩自体はできているので、キャッチボールの延長でやりました。(開幕が)来年早いというのもあるし、(オフは)早めに休んで早めに始めようという意識ではいた」

 東京五輪の影響で開幕が早まる来季を見据え、例年より1週間前倒しで調整をスタートさせている。これまではヤフオクドームでネットスローを中心に肩を温め、初訪問となった鳴尾浜で満を持して“登板”。「今のところは思った通りというか、凄く順調に来てる」とうなずいた。

 「先発としてやってきています。(開幕ローテーションは)全員目指すところで、目指している」

 改めて「先発」として勝負を懸けることを宣言し、開幕ローテーション入りを目標に据えた。通算100勝の実績はあっても、「実戦でどんどん結果出していかないと、食い込めないチームと思いますし」と若手との競争を覚悟し、アピールする“青写真”も明確に描いた。

 当面の照準に合わせたのは、来年2月29日のソフトバンク戦。「元チームメートに投げるのは楽しみですし、そこに合えば。6年間お世話になったチームですし。今こういう風に頑張ってます、という姿を見せられたら」。新たにバレンティンを獲得するなど強力打線との対峙(じ)に「その中でアピールしなくちゃいけない」と闘志をたぎらせた。

 例年2月下旬に初登板してきた対外試合も来年は1週間前倒しを想定。22日の中日戦から中6日でソフトバンク戦へ向かう“古巣斬りローテ”も浮上し、「交流戦でも中日戦のタイミングで合ってる(登板してる)ので」と苦笑いを浮かべた。

 「(阪神は)チーム防御率もセ・リーグでナンバーワンでしたし、凄くいい投手陣だと思う。その中の一員にしっかり入れるようにしたい」。先発陣の谷間に収まる気は全くなく、中核を担う気概にあふれていた。(遠藤 礼)

 ○…中田はキャッチボール前に米シアトルの施設「ドライブラインベースボール」で使われる重さの異なる6種類のボールを使ったルーティンを実施した。2年前から導入していて「今投げてる以上のスピードが軽いボールでは出るので、その意識を体に叩き込んでいる。一番の目的はスピードを落とさないこと」と説明。「壁さえあればできる」と年末年始も“相棒”を有効に活用するつもりだ。藤浪も12月上旬に沖縄で同施設の測定を受けただけに「細かくやってると思うので聞いて見たい」と対面を心待ちにした。

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