DeNAラミ監督45歳誕生日の誓い CSは投手総動員 先月生まれた愛娘のため「ベスト尽くす」

[ 2019年10月4日 05:30 ]

報道陣から贈られた誕生日ケーキのいちごを食べるラミレス監督(撮影・沢田 明徳)
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 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は5日、セ・パ両リーグのファーストステージ(3試合制)が開幕する。セ2位・DeNAは本拠地で、3位・阪神を迎え撃つ。3日に45歳の誕生日を迎えたアレックス・ラミレス監督は、9月17日に待望の長女・莉明(りあ)ちゃんが誕生したことを力に変え、総力戦で日本シリーズ進出を目指す。

 バースデーソングの祝福に、笑顔がはじけた。決戦を2日後に控えて迎えた、45歳の誕生日。ラミレス監督は、ハッピーなニュースを明かした。

 「9月17日に女の子が生まれました。カワイイネ~。(44歳は)子供が生まれたり、この順位(2位)で終われて凄くいい年だった。45歳もさらにいい年になれば」

 第3子は待望の長女。莉明ちゃんと名付け「男の子も可愛いけど、女の子の可愛さは違う」とデレデレだ。誕生して最初の試合だった9月19日の広島戦は7点差をひっくり返し最後はサヨナラ勝ちを収めた。まさに、勝利の女神といえる存在。「CSでは戦い抜くということだけを考えてベストを尽くしたい」と誓いを新たにした。

 短期決戦だけに、「超マシンガン継投」の準備も整える。この日、横浜スタジアムで行われた投手指名練習は平良、上茶谷、今永が参加したのみだが、きょう4日の前日練習から阪神から今季2勝をマークした大貫、浜口の2投手に加え、バリオスも合流する見込みだ。今季8勝16敗1分けと相性の悪い阪神相手に、投手陣をつぎ込んで勝機を見いだす。初戦先発が確実視されていた今永も最後に2試合連続で7失点KOされ、見送られる可能性も出てきた。「ラミ流」で打てる手を打ち、愛娘のためにも「CS突破」を果たす。 (町田 利衣)

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2019年10月4日のニュース