巨人・原監督「二重丸、いや三重丸!」勝ち越し打&24号の丸 打って走って守ってM消滅危機回避

[ 2019年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4-1阪神 ( 2019年8月30日    甲子園 )

9回2死二塁、2点本塁打を放ち、ナインとともにポーズを決める丸(撮影・北條 貴史)
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 最後まで主役だった。4―1の9回2死二塁。中前に浅めの飛球が上がる。巨人・丸は猛然とダッシュして、頭からダイビングキャッチ。6年連続ゴールデングラブ受賞の美技で締めた。

 「ああいうギリギリの当たりを、しっかり捕るのが外野の仕事。厳しいゲームを勝ったのは良かった」

 丸に始まり、丸に終わった。初回2死。右前打で出塁すると、すかさず二盗に成功。8試合ぶりの先制点を演出した。6回にも右前打し、1―1の7回には坂本勇の敬遠後に「自分のスイングをしようと思った」と決勝の右前適時打。さらに、9回には、バックスクリーン右にダメ押しの24号2ランを叩き込んでみせた。

 強雨の影響で、1時間遅れの午後7時から始まった伝統の一戦。「難しく考えず、普段通りに」。常に冷静な2年連続MVPが、今季初の4安打で打線をけん引した。2位・DeNAが先に勝ったため、負ければマジック消滅の危機だった試合で、攻守に大活躍した背番号8に原監督も「今日は二重丸、いや三重丸!」と手放しで称えた。

 プロの技で野球ファンを魅了した丸もかつては甲子園で、心躍らせた。中3時、前年に準優勝していたダルビッシュ(現カブス)を擁する東北と母校・千葉経大付が激突した3回戦を観戦。延長戦の末に東北を破った熱闘に「凄いなと思った。凄いはつらつとプレーしていた」と三塁側スタンドから熱視線を送った。あれから15年。自身が野球少年の憧れの存在になった。

 広島でリーグ3連覇を達成したV請負人の活躍で、優勝マジックを17に減らした。「今まで通り、やるべきことをしっかりやるだけ」と丸。ラストスパートに入り、背番号8の輝きが増している。(青森 正宣)

 《セ最多猛打賞》○…丸(巨)が5打数4安打3打点。1試合4安打以上は移籍後初めてで通算10度目だ。猛打賞は今季14度目でリーグトップのビシエド、高橋(ともに中)に並んだ。丸が3安打以上した試合は今季10勝3敗1分けで勝率・769。6月22日のソフトバンク戦から6連勝している。

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