西武・秋山 カンボジアで野球教室「とても刺激になった」

[ 2018年12月29日 05:30 ]

カンボジアの首都プノンペンで野球教室を行った西武・秋山(中央)
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 西武・秋山翔吾外野手(30)が、カンボジアの首都プノンペンを訪問。西武の選手として初めて海外で野球教室を行ったことを公表した。訪れたのは今月11日。球団が13年から実施している、ファンや選手から不要になった用具を集めて野球発展途上の地域に寄付する野球振興プロジェクトの一環で、野球教室は秋山自身の希望で実現した。

 現地の高校や日本人学校など3カ所で実施。言葉が通じない中、通訳を介して身ぶり手ぶりを交え熱心に指導した。「初めての東南アジア訪問。野球以外の部分も含めてとても刺激になった」。カンボジアでは野球を知らない人がほとんどだが、小学生がティースタンドに集まる姿に「新しいことに興味がある。バットにボールが当たり、打球を見て、笑顔あふれる様子が印象に残った」と話した。

 野球親善大使として異国の地に足を運び「今回の活動が野球に興味を持ってもらう一つのきっかけになれば。カンボジアだけでなく世界中で野球が広がるきっかけになってくれればいい」と願った。

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