ヤクルト川端の妹・友紀 現役引退を発表「常に兄の後ろを追いかけ…」

[ 2018年12月29日 12:25 ]

現役引退を発表した川端
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 女子プロ野球リーグの埼玉アストライアは29日、川端友紀内野手(29)が現役を引退し、チームを退団すると発表した。球団によると、シーズン終了後に引退の申し出があったといい、話し合いを続けてきたがこの日、受理したという。

 川端は、09年に行われた女子プロ野球リーグ第1回合同トライアウトに合格し、女子プロ野球リーグ1期生として京都アストドリームスに入団。実兄はプロ野球ヤクルトの川端慎吾内野手(31)で、日本初の「兄妹プロ野球選手」として話題になった。

 川端は球団を通じ「兄に憧れて始めた野球、兄に憧れて挑戦したプロの世界。今思えば、常に兄の後ろを追いかけてきました。本当にたくさんの方と出会い、その方々が私にとって1番の財産となりました。最後のシーズンは結果で返す事ができませんでしたが、選手として精一杯やってきました。楽しいことも苦しいことも本当にいろんなことがありましたが、どれも今ではよい思い出です。これから新しい人生を歩んでいきますが、悔いのない人生、選択をしていきたいと思います」とコメントした。

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2018年12月29日のニュース