巨人 新外国人クックと合意 MAX155キロの本格右腕、背番号は「24」

[ 2018年12月29日 15:21 ]

ライアン・クック投手(AP)
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 巨人は29日、マリナーズからFAとなっているライアン・クック投手(31)と来季の選手契約について合意した。

 クックは08年にダイヤモンドバックスに入団し、11年にMLB初登板。アスレチックスに移籍した12年には救援投手として71試合に登板し球宴メンバーにも選出。16年10月に右肘のじん帯再建手術を受けた後、マリナーズで今季3年ぶりにMLB復帰登板を果たし、2勝を挙げた。最速155キロの本格派右腕で、平均154キロの直球にスライダー、チェンジアップ、ツーシームを交える本格派右腕。メジャー通算236試合に登板、15勝13敗17セーブ、投球回224イニング、233奪三振、96四球、防御率3.58。巨人は来季リリーバー候補として調査していた。

 1月下旬に来日予定で、登録名は「クック」、背番号は「24」を予定している。

 クックは球団を通じ「アスレチックス時代の2012年に東京ドームで行われた巨人軍とのプレシーズンゲームで投げたことがありますが、まさか日本でプレーすることになるとは思いませんでした。日本の選手が礼儀正しく、練習熱心だったことが印象に残っています。巨人軍で勝利に貢献し、プロ生活で初めてのリーグ優勝を経験したいと思います」とコメントした。

 ◆ライアン・クック 1987年6月30日生まれ、米カリフォルニア州出身の31歳。南カリフォルニア大から08年ドラフト27巡目指名でダイヤモンドバックス入りし、11年7月にメジャーデビュー。12年に在籍したアスレチックスでは自己最多タイの71試合に登板し、球宴にも選出された。1メートル88、98キロ。右投げ右打ち。

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