浦和学院が完封リレーで6年ぶり夏1勝!プロ注目の190センチ右腕・渡辺が圧巻投球

[ 2018年8月12日 13:07 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第8日2回戦   浦和学院9―0仙台育英 ( 2018年8月12日    甲子園 )

<仙台育英・浦和学院>力投する浦和学院の先発・渡辺(撮影・近藤大暉)
Photo By スポニチ

 第100回全国高校野球選手権大会第8日は12日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第2試合は出場全56校で最後の登場となった浦和学院(南埼玉)と仙台育英(宮城)が対戦。浦和学院が9―0で勝利し、6年ぶりの夏1勝をあげた。

 浦和学院は初回2死二、三塁のチャンスで5番・佐野が2点適時二塁打を放ち、幸先よく先制。3回にも矢野の適時三塁打で加点し、さらに矢野は暴投の間に生還。序盤で4点のリードを奪った。終盤8回には3番・蛭間が左中間へ豪快弾。さらに敵失で1点、9回にも3点を追加し、ダメを押した。

 投げては先発の1メートル90の長身右腕・渡辺が6回3安打無失点の好投。エンゼルスの大谷翔平を彷彿とさせる投球フォームから140キロ台後半の直球を投げ込み、打者を圧倒した。7回からは左腕・永島、1年生投手の美又、背番号1を背負う河北とつないで、反撃を許さなかった。

 一方の仙台育英は2年連続となる夏の甲子園での勝利とはならず。昨年12月の不祥事による6カ月の対外試合禁止処分を乗り越え甲子園まで駒を進めたが、初戦で姿を消した。

続きを表示

2018年8月12日のニュース