×

マエケン 守護神起用も 先発こだわりも「チームの力になれるのが一番」

[ 2018年8月12日 05:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―5ロッキーズ ( 2018年8月10日    デンバー )

<ロッキーズ・ドジャース>5回1/3を3失点だった前田(AP)
Photo By AP

 ドジャース・前田健太投手(30)の抑え起用が10日(日本時間11日)、浮上した。昨季セーブ王のケンリー・ジャンセン投手(30)が不整脈のため長期離脱の見通し。昨年ポストシーズンで救援として活躍した右腕の抜てきが検討されている。前田はこの日、ロッキーズ戦に先発して5回1/3を3失点。8勝目の権利を得て降板したが、救援投手の乱調で逆転負けした。

 球審の判定に苦しめられた。「言いたくないけど、たぶん10球以上ストライクをボールと言われた」と前田。4回2死からの連続四球の後、珍しく不満をあらわに。球審にジェスチャーでストライクゾーンを確認した。

 2失点した初回は「真ん中に集めるしかない、と思って打たれた」と反省。2回以降は毎回のように走者を出すも粘った。5回1/3を3失点。勝利投手の権利を得て降板したが、回をまたいで投げた2番手ロスカップが7回に逆転を許した。

 この日、守護神ジャンセンが不整脈のため故障者リスト(DL)入り。一部の米メディアでは1カ月離脱する見通しも伝えられた。球団は7月末のウエーバーを経ないトレードの期限までに救援投手を満足に補強できず、現在はブルペンが弱点だ。前田は昨年のポストシーズンで救援として10回2/3を防御率0・84と快投し、適性を発揮した。デーブ・ロバーツ監督は前田の救援起用について「検討中だ」と、候補に入っていることを認めた。

 前田は「(首脳陣と)話し合ってからでないと何とも言えないです」と話すにとどめた。先発へのこだわりはあるが、「チームの力になれるのが一番」とも言った。緊急事態を受け、前田が「クローザー」としてマウンドに立つ可能性は十分ある。

 ≪契約上は不利に 出来高条件先発関連のみ≫ドジャース・前田が救援に回ると契約上は大きく不利。入団時に故障のリスクを指摘されて8年契約ながら基本年俸は300万ドル(約3億3300万円)に抑えられ、厚く設定された出来高は先発投手関連のみ。既に先発試合数や投球回に応じ265万ドル(約2億9400万円)の出来高をゲットしているが、現在のペースで先発として回ればさらに275万ドル(約3億500万円)を上積みできる。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2018年8月12日のニュース