大谷は4の1 劣勢から最終打席で意地の安打 エ軍連勝4でストップ

[ 2018年8月12日 13:15 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―7アスレチックス ( 2018年8月11日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回無死、一ゴロに倒れ険しい表情を見せる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が11日(日本時間12日)、本拠地アナハイムで行われたアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打1三振だった。チームは0−7で敗れ、連勝は4で止まった。

 7日(同8日)のタイガース戦では12号逆転3ランを含む4打数2安打3打点、1盗塁と躍動したが、8、10日(同9、11日)の試合は相手先発が左腕だったため出場機会がなく、3試合ぶりの出場となった大谷。

 メジャー通算101勝右腕・ジャクソンに対し、1回1死二塁で回った第1打席はカウント2−2からの5球目、外角のスライダーにバットが空を切り空振り三振。先頭で打席に立った4回の第2打席は三飛、7回先頭で迎えた第3打席は、カットボールを強振したが、一塁ゴロに打ち取られた。0−7で迎えた9回も先頭で打席が回ると、3番手・パガンの初球をとらえ、左中間への安打を放った。

 エンゼルスは、先発のスカッグスが4回途中7失点と試合をつくれず。打線は9回、先頭の大谷の安打を皮切りに無死満塁の好機をつくったが、無得点に終わった。

 大谷は試合前、右肘故障から復帰後、初となるブルペン入り。グラウンドでキャッチボールを行った後、ブルペンで捕手を立たせて直球のほかにカーブ、スライダーを交え23球。チャールズ・ナギー投手コーチが見守る中、約10分間、投球フォームやバランスを確認しながら丁寧に投げ込んだ。

 ▼大谷の話 1打席目からしっかりいい結果を出せるように準備したいが、チャンスで打てなかったので、あまりいい入りとは言えない。2、3打席目も、ちょっと打ち損じているところもある。明日からしっかり修正して打席に向かいたい。

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