東海大・青島 プロ注目強打者を空振り三振斬り!右肩痛から復帰も「まだ7割」

[ 2018年6月11日 19:27 ]

第67回全日本大学野球選手権大会第1日 1回戦   九産大3―2東海大 ( 2018年6月11日    東京ドーム )

<九産大・東海大>8回から登板した東海大・青島 (撮影・西川祐介)
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 3年ぶりに出場した東海大が初戦敗退を喫した。2―3の8回2死でプロ注目の九産大・岩城駿也内野手(4年=東海大五)を迎えたところで、右肩痛でわずか今春1試合2イニングの登板にとどまった青島凌也投手(4年=東海大相模)が4番手で救援。「監督の意図があって岩城君のところで送ってくれたと思うので、絶対に抑えようと思った」と最速144キロの直球で追い込み、最後は129キロのカットボールで空振り三振に斬った。4月7日の日体大戦以来の登板は「まだまだ全然。(状態は)7割程度だった」と振り返った。安藤強監督は「青島が東海のエースだから最後は青島で行こうと思っていた」と話した。

 リーグ戦は青島の代わりに先発に入った原田泰成投手(3年=東海大望洋)が3勝1敗、防御率1・77で最優秀投手のタイトルを獲得した。原田はこの日も3安打1失点の好投。青島は「後輩に助けられた春だったので、秋に向けてレベルアップしたい」と誓った。

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2018年6月11日のニュース