ロッテ・ボルシンガー“パパの自覚”トップタイ7勝 夫人が第1子出産予定

[ 2018年6月11日 08:43 ]

交流戦   ロッテ3―2阪神 ( 2018年6月10日    甲子園 )

ロッテのボルシンガーと出産間近のローレン夫人(本人提供)
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 ロッテのボルシンガーが7回5安打2失点に抑え、6連勝でリーグトップタイの7勝目を挙げた。来日1年目の右腕は「ここ最近は序盤は直球主体、後半は変化球の配球を逆にした。バランスを崩せた」と胸を張った。

 直球は140キロにも届かないが、カーブ、スライダーを織り交ぜて緩急を生かした。さらに配球パターンも変える投球術で2回以降は無失点に抑えた。開幕前はその風貌から「幕張のジョニー・デップ」と呼ばれる左腕オルモスに話題をさらわれたが、今や先発陣の柱になっている。

 今月中旬にはローレン夫人(31)が待望の第1子を日本で出産予定。自然分娩(ぶんべん)で「産休」も考えておらず「登板日に生まれて勝てたら最高だよね」と笑う。史上初となった2試合連続サヨナラ失策負けの悪い流れも止めた。外国人投手では球団史上初の最多勝も夢ではない。 (福浦 健太郎)

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2018年6月11日のニュース