小田義人氏死去 ヤクルトで青木らの入団尽力

[ 2018年6月6日 05:30 ]

小田義人氏
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 ヤクルト元スカウト部長の小田義人(おだ・よしと)氏が5日午前10時に肺がんで死去した。71歳だった。

 内野手として大昭和製紙から72年ドラフト2位でヤクルト入団。大杉勝男とのトレードで日本ハムに移った75年は首位打者の白仁天(太平洋)に5毛差の打率・3187を記録した。83年の引退まで4球団でプレーし打率・256、67本塁打。近鉄スカウトを経て、91年からヤクルトでコーチ、スカウトを歴任。03〜09年はスカウト部長を務め、早大の後輩の青木、田中浩(現DeNA)や武内らの入団に尽力した。

 16年夏に退団。学生野球資格を回復して昨年から母校・静岡の外部コーチを務めた。最近は体調がすぐれず療養していたが、車いすで練習を見に訪れたこともあったという。

 通夜は8日午後6時、葬儀・告別式は9日午後0時30分から、いずれも静岡県静岡市葵区沓谷1316の11、妙像寺=(電)054(261)4074=で。喪主は妻匡子(きょうこ)さん。

 ▼ヤクルト・小川監督 驚きました。長年、スカウトとして球団に尽力された方。元気にされていると思っていました。ご冥福をお祈りします。

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2018年6月6日のニュース