元ドラ1天才投手 現在はトラック車内で寝ていた…4度の転職繰り返し

[ 2018年6月6日 12:12 ]

南海時代の西川佳明さん
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 PL学園時代にチームをセンバツ初優勝に導き、南海にドラフト1位で指名された西川佳明さん(54)が5日放送のテレビ東京「マジか!その後の人生 栄光を掴んだ天才達 今を大追跡SP」(火曜6・55)に出演。現在の暮らしを明かした。

 西川さんは1年から名門野球部で活躍。3年生時には全5試合を完投し、PL学園をセンバツ初優勝に導いた天才投手だった。法大を経て南海にドラフト1位で入団。1年目から2桁勝利をマークするなど、プロでも活躍を見せた。

 ところが、2年目から成績が下降。「高校大学とやってきて故障もあったし、ボロボロというか体のメンテナンスができていなかった」と巻き返すことができないまま戦力外通告を受けた。その後はプロゴルファーを目指しキャディーに転身したが、プロテストは不合格。35歳で配送会社に就職したが会社が倒産。離婚も経験した。

 4度の転職を繰り返し、現在は運送会社でトラック運転手を行い生計を立てている。「トレーラーを停めるところがない」と狭い車内に巨体を横たわらせ就寝することが多いという。歩合制で月50万円ほどの収入があるそうだが、「しんどいっす…」と本音も。それでも再婚後、子宝にも恵まれて「今は幸せです」と笑顔も見せていた。

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2018年6月6日のニュース