阪神ロサリオ2軍合流 6日にも打撃練習“解禁” 矢野監督「配球考えて」

[ 2018年6月6日 05:30 ]

三塁でノックを受けるロサリオは2軍選手の見ている前でポロリ(撮影・井垣 忠夫)
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 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が5日、鳴尾浜球場での2軍練習に合流した。打撃不振で3日に出場選手登録を外れた際に金本監督から気分一新を目的に3日間の“打撃禁止”を言い渡されていて合流初日はキャッチボールや守備練習などバットを振らずに調整。「しっかり練習して早く上がれるようにやっていきたい。何とかチームに貢献できるように」と再出発を期した。

 4番として期待されながら開幕から48試合で打率・230、4本塁打、22打点。5月下旬からは7番まで打順が下がり、2日の西武戦では初めて先発を外れた。復帰計画について矢野2軍監督は「日本のキャッチャーの配球を考えてやっていくのがポイント。日本で成功しているラミレスとかバレンティンは最初は苦労したけど、打席の中で考えながら打っているから成功している」と説明し、「これで上にいけるというところまでやる必要がある」と期限を定めなかった。

 6日にも打撃練習を再開し、2軍での実戦出場は首脳陣と相談した上で決める予定。「しっかり休めたし、頭の中でも何をやらないといけないのか整理できた」。初心に戻り、再起へ向けての挑戦が始まった。(長谷川 凡記)

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2018年6月6日のニュース