藤浪 ダルに、マー君に学んだ新フォーム 今年初ブルペンで好感触

[ 2017年1月18日 08:00 ]

今季初めてブルペン入りした藤浪はグラブを前に突き出した新フォームで投げ込む
Photo By スポニチ

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が17日、西宮市の鳴尾浜球場で今年初めてのブルペン入り。昨年12月に行ったレンジャーズ・ダルビッシュらとの合同自主トレで得たヒントを糧に、“超一流フォーム”を手に入れたことを明かした。

 「左手の使い方は変えましたね。どうしても左肩が入り過ぎていたので。去年は色々考え過ぎた部分もある。なるべくシンプルに、シンプルに。投球時の無駄な動きはなくそうと。自主トレでも一流の方たちに色々と勉強させてもらうことができたので、そこは大事にしようと思っている」

 大きく改良した点は、投球時の左腕の使い方。従来よりも大きく前方に突き出すことで、左肩が右側へ入り過ぎる癖を修正した。キャッチボール時から意識し、「ブルペンでも安定した感じはある。バランス良くいいフォームで投げられれば、間やリズムもできる」と効果を実感している。

 この日は出場が決定的な3月開催のWBCに備え大会公式球を使い、捕手を立たせて55球を投じた。スライダー、カットボール、ツーシームの変化球も交え、「(WBC球は)強く投げると滑ったり、抜けたりする。きょうは球どうこうより、バランス自体が良かった」と課題とともに確かな手応えをつかんでいる。

 グラウンド外でも、新たな発奮材料を得た。年明けに選手寮『虎風荘』を退寮し、一人暮らしを開始。「寮では何もかも環境が整っていて楽は楽ですけど、自分にプレッシャーをかける意味でも責任持ってやりたい。自分で自分のことを責任持つのが大事」。退寮を許可した球団側からも自立によるさらなる成長を期待されており、その自覚は十分といった様子だ。

 「環境次第ですけど、今後はブルペンに入る間隔も詰めていく。キャンプイン時に(状態)10割とまではいかなくても、精度を高めていきたい」

 ダルビッシュだけでなく、ヤンキース・田中、日本ハム・大谷…。そうそうたる面々から学んだ技術が結晶した新フォームが、5年目の飛躍を後押しする。(久林 幸平)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2017年1月18日のニュース