増井先発転向…“優勝するために力貸してくれ”栗山監督お願い

[ 2016年7月10日 11:10 ]

<日・ロ>練習を終え、引き揚げる増井

 不振で2軍調整中の日本ハムの増井が後半戦から先発に配置転換されることが決まった。経過報告のため1軍に合流している守護神と8日に話し合った栗山監督はこの日、「優勝するために先発投手をそろえることが重要な要素。(増井に)“優勝するためにしばらく力を貸してくれ”とお願いした」と明かした。

 増井は昨季、球団タイ記録の39セーブをマークし、侍ジャパンにも選出。今季も不動の守護神として期待されたが21試合に登板し、3勝2敗10セーブ、防御率6・30。開幕後、2軍降格は今回で2度目だった。11日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で先発し、1軍復帰を目指す。「抑えをやめるわけではないけど、8月の連戦の中で(先発が)必要になる」と栗山監督。新人時代の10年以来の先発となる増井は「不安しかないけど、やるしかない」と決意を口にした。

続きを表示

2016年7月10日のニュース