Ｗソックス左腕　ベンチの階段でつまずきＤＬ入り「恥ずかしいね」

ホワイトソックスのカルロス・ロドン投手　（ＡＰ）

　ホワイトソックスは９日、先発左腕のカルロス・ロドン投手（２３）を左手首の捻挫のため、１５日間の故障者リスト（ＤＬ）に入れたと発表した。

　ロドンが捻挫のアクシデントに見舞われたのは８日の試合前のこと。国歌斉唱で整列するためにベンチを出ようとしたところ、階段でつまずき、左手を突いてしまったのだという。「ちょっと恥ずかしかったね。誰も見ていないことを願ったよ」と本人は苦笑い。「国歌斉唱が終わり、ベンチに戻ったら少し痛みがあった。腫れはなかったが、その後の検査で捻挫と診断された。それがすべてさ」と続け、肩をすくめていた。

　大学最強左腕として、２０１４年のドラフトでホワイトソックスから１巡目（全体３位）での指名を受けたロドン。メジャーデビューを果たした昨季は２６試合に登板して９勝６敗、防御率３・７５とまずまずの成績を残したが、今季はここまで１６試合の登板で２勝７敗、防御率４・５０と伸び悩んでいる。