大谷、初回に失点 連続無失点30回で途切れる 7回途中緊急降板

[ 2016年7月10日 16:29 ]

<日・ロ>日本ハム先発の大谷

パ・リーグ 日本ハム―ロッテ

(7月10日 札幌D)
 日本ハムの大谷翔平投手(22)が10日、札幌ドームで行われたロッテ14回戦に先発登板。初回に1点を失い、6月12日に行われた阪神との交流戦(札幌D)から続けていた連続無失点が30イニングで途切れた。

 大谷は初回、先頭の清田にいきなりストレートの四球を与え、1死を取ってから角中、デスパイネに連打を許して1死満塁のピンチ。続くナバーロに158キロの速球を打ち返され、右犠飛で1点を先制された。

 大谷は先制を許した後の2死一、三塁で打席に井口を迎えると、初球に162キロを計測するなど速球勝負で挑み、最後は160キロで井口を中飛に仕留めてそれ以上の失点は許さなかった。

 2回以降は尻上がりに調子を上げ、三振の山を積み上げていった大谷だったが、0―1で迎えた7回、1死から鈴木、田村に連続四死球を与えて一、二塁とピンチを迎えた場面で右手の指を気にするそぶりを見せると自らベンチに手で合図を送り、緊急降板。マウンドを2番手の谷元に譲った。

 大谷の投球内容は6回1/3で123球を投げ、5安打3失点。8三振を奪い、与えた四死球は3つだった。

 ▼大谷の話 初回からフォアボールも出しましたし、リズムよく攻撃に移ることができなかったので、納得のいくピッチングはできませんでした。チームが逆転して勝てるように応援したいです。

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2016年7月10日のニュース