雄星、則本、石川ともに6勝目でリーグトップタイ 広島競り勝つ

[ 2016年6月7日 22:11 ]

<西・巨>7回1死村田の時にスイングをアピールする菊池

 プロ野球は7日、交流戦のナイター6試合が行われた。

 セ・リーグ首位の広島は同点の5回、日本ハム先発の有原から田中の4号ソロで勝ち越し、8回には新井の4号ソロで加点した。投げては先発戸田が6回1失点に粘り、救援陣も1失点にしのいで競り勝った。日本ハムは大谷の16試合連続安打となる適時打で追い上げたが及ばなかった。

 パ・リーグ首位のソフトバンクはDeNAと対戦。4回に松田の適時二塁打で均衡を破ると6回には内川の9号2ラン、続く長谷川の7号ソロなどで4点を加点した。投げては今季初登板の先発山田が7回1失点の好投で初勝利を挙げた。DeNAは終盤反撃したが及ばず連勝は3で止まった。

 西武は巨人先発の田口から2回に秋山の適時打で先制すると、逆転された4回には金子侑と再び秋山の適時打でひっくり返し、5回にも加点した。投げては先発菊池が7回2失点の好投でリーグトップタイの6勝目を挙げた。巨人は田口が4回持たず4敗目を喫した。

 楽天はヤクルト先発デイビーズから2回に聖沢の適時打、オコエの2点三塁打などで4点を先制して主導権を握り、8回にはウィーラーの10号ソロで突き放した。先発則本は8回1失点でリーグトップタイの6勝目を挙げた。ヤクルトは打線につながりを欠き6連敗。

 ロッテは阪神先発の能見から2回にナバーロが適時打で先制すると6回にもナバーロの4号ソロで2点をリードした。投げては先発石川が7回途中を1失点に踏ん張り、救援陣が無失点でつないで競り勝った。石川はリーグトップタイの6勝目。阪神は再三の好機に一本が出ず連敗、勝率5割を切った。

 中日はオリックス先発の西から2回に福田の犠飛で先制すると3回には大島の適時二塁打、ビシエドの適時打で2点を加えた。先発のルーキー小笠原が5回2失点に踏ん張ったが9回に田島が追いつかれ開幕31試合連続無失点でストップした。延長12回に工藤の適時打などで5点を奪って勝った。オリックスは3連勝で止まった。

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