8月IOC総会で追加種目正式決定 野球は3大会ぶり復活濃厚

[ 2016年6月7日 08:04 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は1日に行われた理事会で20年東京五輪の追加種目として野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目を承認。

 リオ五輪開幕前に開く8月のIOC総会に一括提案することを決め、野球は08年北京五輪以来3大会ぶりに復活することが濃厚となった。

 野球は、大リーグが選手派遣に消極的で「トップ選手の参加が課題」とされたが、大きな異論は出なかった。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は大リーグ機構(MLB)と交渉を続け、準決勝と決勝の限定参加案なども提示している。ただ、進展はないため、五輪組織委の森喜朗会長は「もうちょっと血眼になってくれないと」と日本球界の独自の働きかけに期待を寄せている。

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2016年6月7日のニュース