広島・野村 ヤク山田止める「いろんなボールを使いたい」

[ 2016年4月5日 05:30 ]

野村は笑顔で練習する

セ・リーグ 広島―ヤクルト

(4月5日 マツダ)
 本拠地でのヤクルト2連戦を前に、広島先発予定の野村、ジョンソンが山田斬りに闘志を燃やした。野村が通算被打率・364なら、ジョンソンも同・412と苦戦。昨季のトリプルスリー男をどう止めるか…は、チームにも直結する死活問題だけに素通りはできない。

 「ランナーをためずに迎えること。その形が一番。いろんなボールを使いたい」。野村は昨季の対ヤクルトに2戦2勝。山田の前を打つ坂口を最大警戒人物に挙げた。「アプローチは変えない。強みを前面に押し出した投球をするだけさ」とはジョンソン。哲学的な言い回しで具体的な攻略法はオブラートに包んだ。

 山田には足への警戒も必要になる。昨季34盗塁のうち、カード別で断トツの13個を広島戦で決められており、走られ過ぎ…の印象を拭えない。「ウエストも必要。刺すぞ…という姿勢を見せないと」と畝投手コーチ。今季はやり返す番だ。 

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2016年4月5日のニュース