“超変革”見せつけた!金本監督 藤浪の激走絶賛「あれが大きかった」

[ 2016年4月5日 21:14 ]

<巨・神>3回無死一塁から高山の右前打で三進した藤浪に拍手する金本監督
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セ・リーグ 阪神8―2巨人

(4月5日 東京D)
 阪神の金本監督が、監督として初の“伝統の一戦”で、いかんなくチームスローガンに掲げた“超変革”を見せつけた。

 この日の巨人の投手はポレダ。昨季5勝を献上した相手だった。初回に先制したものの、その裏にすぐに追いつかれた中で迎えた3回、先発投手の藤浪が右前打で出塁し。続く高山の右前打で一気に三塁を陥れた。その後1死一、三塁で横田とヘイグで重盗を仕掛け加点。6回にはゴメスが2年ぶり2個目の盗塁もした。

 金本監督は、走塁に対する意識改革が進んでいるのでは?と聞かれると「そこから入ったと言っても過言ではないくらい」と語り、藤浪についても投球は「いろいろ工夫しながら危なげない投球」と合格点を挙げ、さらに走塁ついては「判断は悪かったけれど素晴らしい。本当にあれが大きかった」と絶賛。ゴメスの盗塁についても「勝手に行ってくれた」と意識が全員に浸透している手応えを感じているようだった。

 これで昨年2勝11敗と大きく負け越していた東京ドームでも快勝。6日も勝って4連勝とすれば、首位・巨人を抜き、今季初の首位に立つ。金本監督の言葉も「野球に対する意識が変わってきている。あしたも全力で勝ち抜く。それだけです」と力強かった。

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