和田７回２失点も…ソフトバンク、逃げ切り失敗

パ・リーグ ソフトバンク４―４ロッテ

（4月5日 ヤフオクＤ）
　ソフトバンクは先発の和田が７回２失点と好投し、２点リードの８回に２番手でバリオスを投入したが、３連打と暴投で追い付かれて逃げ切りに失敗した。４時間２９分の熱戦も引き分けに終わり、工藤監督は「和田君がいいピッチングをしていたので、勝たせてあげたかった」と肩を落とした。

　４回に柳田の左前打を起点に３点を先制し、５回には内川の適時二塁打で１点を加えた。３番手のサファテ以降の救援陣が踏ん張っただけに、６回以降は無得点に終わった打線に後味の悪さが残った。開幕から４カード連続で初戦を勝てなかったが、指揮官は「大丈夫です。そのうち勝ちますから」と必死に前を向いた。