楽天・嶋 1000万円減でサイン 来季は「もう一度日本一に」

[ 2015年12月19日 15:02 ]

仙台市内の球団事務所で契約を更改した楽天・嶋

 年俸変動制の4年契約の2年目を終えた楽天の嶋基宏捕手(31)が19日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円から1000万円ダウンの来季年俸1億1000万円で契約を更改した(金額は推定)。

 今季は6月にファウルチップで肋骨を骨折した影響もあり、規定打席に到達せずに打率も・219。チームも2年連続最下位に低迷したが、何とか主将としてナインをまとめ、11月の国際大会「プレミア12」でも侍ジャパンの主将として3位に貢献した。

 東北への愛着と13年以来2度目の日本一に対する思いは強く、10月には今季途中に取得した海外フリーエージェント(FA)を行使せずに残留を宣言。梨田新監督で巻き返しを目指す来季に向けて「来年は自分にとっても節目の10年目。今年は最下位で悔しい思いもした。自分は東北、仙台が好き。楽天の選手やファンの方々も好きなのでもう一度13年のように日本一になりたい」と話した。

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2015年12月19日のニュース