原監督おかんむり 突然乱れた19歳田口に「ランニングが足りない」

[ 2015年8月2日 17:31 ]

<巨・中>巨人の先発・田口は汗をぬぐう
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セ・リーグ 巨人0―5中日

(8月2日 東京D)
 零封負けで今季最多となる6連勝を逃した巨人・原監督は「40球ぐらいから高めに浮き始めて打たれた。120球、130球は投げられる精度とスタミナが欲しいね」と先発した19歳左腕・田口に注文をつけた。

 巨人は19歳の田口、中日は20歳の若松と、若武者同士が先発マウンドに上がったフレッシュ対決。若松が最後までスイスイと投げ続けて完封勝利を飾る一方、田口は3回まで3イニング連続で3者凡退に抑える上々のスタートを切りながら4回1死から突然乱れた。大島、ルナ、平田に3連続四球を与えて満塁のピンチ。この回は何とか無失点でしのいだものの、5回には1死からエルナンデスに初安打を許すと、続く杉山に左中間スタンドへ先制2ランを被弾。結局、5回を68球で投げ切って3安打3四球2失点で降板し、敗戦投手となった。

 「ランニングが足りない」と19歳に厳しい評価を下した原監督は、田口が0―0で迎えた3回1死一塁で送りバントを失敗したこともあって「課題はいっぱい」。さらに「ただ、0点じゃ話にならないよね」と付け加え、年俸550万円の若松に散発5安打完封された豪華打線にため息だった。

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2015年8月2日のニュース