止まらぬ12連敗…西武・田辺監督「チャンスはつくっているが」

[ 2015年8月2日 22:03 ]

<西・ソ>ソフトバンクに破れ、肩を落としてベンチを後にする中村(中央)ら西武ナイン

パ・リーグ 西武3―4ソフトバンク

(8月2日 西武プリンス)
 西武創設初年度の79年に並ぶ球団ワーストの12連敗。1点ビハインドの9回2死、脇谷が見逃し三振に倒れると、田辺監督は厳しい表情でベンチのイスに体を預けた。

 「序盤に一押しがほしかった。チャンスはつくっているんだが…。上を向いてみんなで勝ちを取りにいきたい」。打線は相手を上回る10安打を放ちながら、得点は7回に中村の一発による3点だけ。初回1死二塁、3回1死二、三塁、6回1死満塁…。好機で1本が出なかった。

 プロ初登板初先発のドラフト1位ルーキー・高橋光も“救世主”とはなれなかった。3回0/3、打者17人に5安打4四死球で4失点。最速150キロをマークも、厳しいコースを見逃されて苦しんだ。「自分で崩れてしまった。先発としてゲームをつくれなかった」。連敗ストップという重責を果たせず、18歳右腕は唇をかんだ。

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