西武ドラ1・高橋光、4回途中4失点のホロ苦デビュー

[ 2015年8月2日 19:29 ]

<西・ソ>2回1死満塁、牧原に押し出しの死球を与え、天を仰ぐ高橋光

パ・リーグ 西武―ソフトバンク

(8月2日 西武プリンス)
 西武のドラフト1位・高橋光成投手(18)が2日のソフトバンク戦(西武プリンス)でプロ初登板初先発。球団ワースト記録の12連敗阻止という重責を託されたルーキー右腕だったが、4回途中5安打4四死球4失点で降板となった。

 前日1日の調整練習時には「凄く緊張はしているけど、“当たって砕けろ”で自分の持っている全部を出したい」と話していた高橋光。2軍では主に先発で13試合に登板し4勝4敗、防御率3・69。7月28日のイースタンL・ヤクルト戦(西武第二)で5回102球を投げてから中4日での1軍デビュー戦となった。

 初回、注目の第1球は149キロ速球。中村晃を左飛、高田を二ゴロ、3番・柳田には中前打を許したが、内川は三ゴロに打ち取った。

 2回には先頭・李大浩を空振り三振に仕留めて1死から連続四球、鶴岡に右前打を打たれて満塁のピンチを背負った。牧原に押し出し死球を与えてプロ初失点。それでも続く中村晃を遊ゴロ併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 3回は三者凡退に抑えた。だが、4回に再びピンチを背負った。李大浩の中前打と四球、今宮の中前打で無死満塁とされると、鶴岡に右前2点適時打を許した。ここで交代を告げられた高橋光。悔しさの残る72球だった。

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