下柳氏 張本氏の「あっぱれ」に喝!珍プレー巡り熱い議論

[ 2015年8月2日 09:25 ]

張本勲氏

 野球評論家の張本勲氏(75)が2日、TBS系の報道番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)で、ゲスト出演した下柳剛氏(47)から「喝」を出される一幕があった。

 番組では、7月28日(日本時間29日)のレッドソックス―ホワイトソックス戦で、スーパーキャッチが“裏目”に出て本塁打となってしまった“珍プレー”を取り上げたが、このプレーを巡って2人の見解が分かれた。

 問題のプレーとは、レッドソックスの中堅・ベッツがアブレイユの右中間後方への打球をダッシュで追いかけ、フェンス手前でスーパーキャッチ。しかしその勢いのままフェンスを乗り越えてブルペンへ転落し、その衝撃でボールはグラブからこぼれてしまった。ビデオ判定の結果、アブレイユの本塁打となってしまったが、張本氏は「あっぱれ!」とベッツを称賛。「アメリカの唯一のいいところ。塀があろうが恐がらない。日本の選手は意気地がないから怖がる。私は何回も塀を気にして捕れなかった」と自身の体験をまじえて中堅手の勇気をたたえた。

 しかし下柳氏は「あっぱれと言った張本さんに喝ですよ」と大先輩を前にきっぱり。「もう捕っているんだから、何とか粘ってフェンスの手前にいてくれよ、と。自分から飛び越したように見えるんで、あれは喝でしょ」と投手の立場から説明すると、張本氏も「ピッチャーにしたらたまらないわね」と理解を示していた。

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2015年8月2日のニュース