36年前には12連敗…“証人”東尾氏&田淵氏「試練だった」

[ 2015年8月2日 08:41 ]

<西・ソ>11連敗に険しい表情で引き揚げる中村(右)と栗山
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パ・リーグ 西武1-2ソフトバンク

(8月1日 西武D)
 36年前の開幕12連敗は、新生・西武ライオンズの1年目。4月7日近鉄戦(日生)で開幕投手を務め、3失点で完投負けした東尾修氏(スポニチ本紙評論家)は「華々しいメンバーでスタートしたが…。内野手が手薄だったり戦力バランスはあまり良くなかった」と振り返る。

 阪神から田淵幸一氏(同)、ロッテから野村克也、山崎裕之らビッグネームを獲得。その開幕戦で4番を打った田淵氏は「記憶に残る連敗だった。試練だったと思う」。当時は西武球場がまだ完成しておらず、米フロリダ州で春季キャンプを実施。満足な環境とはいえない中での調整となり、加えて国内でオープン戦も行えず「ぶっつけ本番だった」(田淵氏)という。

 チームはその時以来の11連敗と苦しむ。「8、9回を投げる増田、高橋朋が打たれて、ショックも大きいのでは」と東尾氏。田淵氏も「タイ記録だけは何とか阻止してほしい」と願った。

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2015年8月2日のニュース