青木 “2死での得点圏打率”両リーグトップに 勝負強さ健在

[ 2015年8月2日 05:30 ]

<レンジャース・ジャイアンツ>2回2死二塁、右翼線へ適時二塁打を放つ青木

インターリーグ ジャイアンツ3―6レンジャーズ

(7月31日 アーリントン)
 ジャイアンツの青木宣親外野手(33)が31日(日本時間8月1日)、レンジャーズ戦に「9番・左翼」で先発し、右腓骨(ひこつ)骨折から復帰4戦目で初のマルチ安打を放った。

 2点を追う2回2死二塁で右翼線へ痛烈にはじき返す適時二塁打。打点も復帰後初めてで「得点のチャンスだったし、あそこでヒット1本というのは頭にあった」と振り返った。

 メジャーで勝負強さを評価する指標の一つ、「2死での得点圏打率」で両リーグトップ(10打席以上)に躍り出た。打率・556は、オリオールズのパレーデスの・545を上回った。7回にも右前打。約1カ月離脱したことで規定打席を割っているものの、打率は・312。「打席で自分のスイングができている。だから結果も出ている」。試合には敗れたが、その勝負強さは夏場以降に生きるはずだ。 (奥田秀樹通信員)

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2015年8月2日のニュース