中日、G倒で23年ぶり9連敗阻止!20歳右腕・若松がプロ初完封!

[ 2015年8月2日 16:40 ]

<巨・中>チェンジアップで巨人打線を翻弄する若松
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セ・リーグ 中日5―0巨人

(8月2日 東京D)
 中日が若松の5安打完封の好投で巨人を5―0で下して連敗を8で止め、23年ぶりの9連敗を阻止した。巨人の連勝は5でストップ。

 中日は20歳右腕の若松、巨人は19歳左腕の田口と、ともに若手投手が先発した1戦。両投手ともに素晴らしい立ち上がりを見せ、互いにゼロ行進が続いたが、中日が一発で流れを変えた。

 中日は5回1死からエルナンデスがこの試合チーム初安打となる右越えシングルヒットで出塁。続く杉山が左中間スタンドに2号2ランを叩きこんで均衡を破ると、6回には巨人の2番手・宮国の代わりバナを叩いて1死から平田、和田が連打。宮国の暴投もあって1死二、三塁としてから福田の左犠飛で1点を加えた。さらにエルナンデスの右翼線二塁打でもう1点。4点リードで終盤へと突入した。

 1日の巨人戦でサヨナラ負けを喫し、すでに1994年以来21年ぶりの8連敗を喫していた中日。この試合も落とせば、92年以来23年ぶりの9連敗となるところだったが、9回にも大島の2号ソロで加点し、5点のリードを先発・若松が9回散発5安打の完封勝利で守り切った。

 巨人戦今季初登板の若松は今季4勝目。“若武者対決”に敗れた巨人・田口はデビュー以来2戦2勝だった東京ドームで初めて敗戦投手となり、今季4敗目となった。

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