堂林決勝三塁打!指揮官に初勝利プレゼント 先発落ちから奮起

[ 2015年2月25日 05:30 ]

<広・KIA>6回、代打・堂林は右中間へ適時三塁打

練習試合 広島19―6韓国・KIA

(2月24日 コザしんきん)
 広島の沖縄2次キャンプは最終クール初日の24日、韓国KIAとの練習試合があり、堂林翔太内野手(23)が逆襲の適時打2本を放った。代打登場の6回、同点の1死二塁から右中間突破の三塁打。今春3度目の対外試合でチームの2015年初勝利を決めた。定位置を争う新井が復帰後初めて三塁を守った一戦。2戦連続の先発落ちから逆襲へ転じる快音を響かせた。

 3点差を追いついた中盤6回。堂林は1死二塁の好機で送り出された。「打点を意識した打席だった」。1、2球目に来た甘い変化球を仕留められず追い込まれた後、3球目の直球に素直に反応した。二塁頭上を越えた鋭いライナーは右中間の真ん中へ。オープン戦と練習試合を合わせて今春3度目の対外試合で初勝利を決める一打だった。

 「それまでの過程を反省しないといけない。最初の2球が見逃しと中途半端なファウル。もっと思い切って振れたらよかった。ただ、結果が出たことはよかった。そこまで思い切り振ったわけではないのに強い打球が飛んだ。2ストライクからの“入り方”として、ああいうスイングがあれば内容のある打席も増えていくのかなと思う」

 7回の2打席目も無死満塁の好機。今度は1ボールからの第1ストライクを左前適時打に仕留めた。実は昨季も代打では18打数7安打で打率・389。「それを“最初から出せ”って感じですけど…」。照れ笑いに安堵(あんど)感が混じる。

 オープン戦開幕だった21日の巨人戦では三塁で先発出場しながら3打数無安打で失策も記録。緒方監督からは「競争の世界。三塁は小窪も美間も守れる」と厳しい姿勢を示され、実際に翌22日のロッテとの練習試合では20歳の美間が三塁をフル出場した。休日明けの最終クール初日も2戦連続でベンチ待機。今度は8年ぶりに復帰した38歳の新井が三塁に就いた。

 緒方監督は「三塁は一番たくさんの選手がいるポジション。選手が多いからチャンスは少なくなる」と競争原理を強調した。先輩も後輩も競合する最大激戦区。実際、この2試合で堂林に三塁を守る機会は来なかった。

 「他の人が結果を出しているのを見て、じっとしてはいられない。それを意識して結果にこだわってやっていきたい。最終的には自分がサードを守るという気持ちでやっていきたい」。勝負の春。逆襲の起点となる2本の適時打だった。

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