大谷“プロ初”連続被弾も4回9K「今までの中で一番良かった」

[ 2015年2月25日 05:30 ]

<日本ハム紅白戦>4回1死、中田にソロを打たれた大谷

日本ハム紅白戦 白組7―4紅組

(2月24日 名護)
 確かに中田には打たれた。だが、雨の影響で試合開始が26分遅れ、マウンドがぬかるむ悪コンディションの中、4回で9奪三振。最速156キロを計測した日本ハム・大谷の表情は晴れやかだった。

 「今までの試合の中では一番良かった。全体的なバランスとか、追い込んでからも良かった。きょうの感じを継続していきたい」

 20日に栗山監督から開幕投手を通達されてから初のマウンドは3回まで無失点。6奪三振とほぼ完璧な投球だったが、4回1死から中田、ハーミッダに連続本塁打を浴びた。紅白戦とはいえ、「プロ初」の連続被弾。それでも満足げな表情を浮かべたのは、それを上回る収穫を得たからにほかならない。

 「クイックは凄く良かった。スタートを切らせなければ自然と打者に向かっていける」。今季の課題の一つがクイックモーションの習得だった。13年は12回企図された盗塁で11回成功を許して盗塁阻止率・083。昨季は・375と向上したが、それでもキャンプ初日のブルペンで早速クイックモーションを練習するなど、改善に意欲を見せていた。一般的に投げ始めてから捕手が捕球するまでのタイムは1・20秒で合格ラインとされるが、この日は1・12秒をマーク。昨季の平均1・28を大幅に更新した。

 厚沢投手コーチは「クイックの方が余分な動作がなくいいフォーム。あれなら走者はスタートを切れない」。3・27開幕、楽天戦(札幌ドーム)に向け、大谷がまた一歩、階段を上がった。

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