復興の過程を世界へ発信 高台にライブカメラ 陸前高田みらい会議

[ 2015年1月12日 05:30 ]

市内の様子をライブビューイングできるカメラ。市内は盛り土によるかさ上げが進む

復興へのプレーボール 陸前高田市・高田高校野球部の1年

 陸前高田市の復興の様子を伝えるライブカメラが、冬の寒さに負けじと稼働している。昨年9月に、町の復興・創生を目指す一般社団法人「陸前高田みらい会議」が同市の高台にあるキャピタルホテル1000の屋上に設置。同会議の福田利喜副理事長(56)は「何か目に見える形で情報発信をしたいと思った。高田の海も見える場所に設置させてもらった」と説明した。

 映像は同会議のホームページ上で配信され、カメラのズームなども操作できる仕組みになっている。かさ上げ工事の様子や、土砂を市街地に運ぶ「希望のかけ橋」と呼ばれるベルトコンベヤーも映し出される。

 福田副理事長は「もうすぐ震災から4年。陸前高田の今はどうなっているのか。それを忘れてほしくない」と語る。津波で変わり果てた沿岸部の現状を伝えながら、復興へ向けた過程を全国に届けることが狙いだ。今後は3カ月に1度、定点観測した映像をホームページ上で公開する予定となっている。カメラが映し出す「今」は、依然厳しい。それでも日々同じ角度から、わずかな変化を伝えてくれる。

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