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大谷 成人の誓いは「一塁まで全力疾走」3年目へ稲葉魂継承

奥州市の成人式に出席した大谷(後列右から3人目)。同級生たちと記念撮影

 日本ハムの大谷翔平投手(20)が11日、岩手県奥州市の成人式に出席した。20歳の誓いとして、国民の「義務と権利」を引き合いに出し、「全力疾走」を掲げた。昨季限りで現役引退し、球団のスポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)に就任した稲葉篤紀氏(42)の代名詞でもあるモットーを胸に、大人になった怪物が二刀流3年目に向かう。

 大谷が正午に会場に姿を現すと、同世代の地元の英雄をカメラに収めようと、無数のフラッシュがたかれた。旧友とも久々に再会。「凄く楽しかったし、来て良かった」。肩をこづき合い、談笑する姿は20歳の青年そのものだった。

 1101人の新成人と晴れの門出を祝った一生に一度の日。20歳になれば当然、社会人としての責任も増える。勤労、納税という義務を果たす一方で、選挙権も与えられる。では、プロ野球選手として夢と希望を与えるプレーを見せるために何ができるか。大谷なりに野球人としての「義務と権利」を考えてみた。

 「一塁まで全力疾走することは打者の権利でもあり、試合に出ていない選手のために走る義務でもある。試合に出る以上はそこを大事にしたい」

 出した答えは「全力疾走」だった。それは、尊敬する稲葉氏のモットーでもある。大谷自身も花巻東時代から凡打しても一塁後方の芝生の切れ目まで駆け抜けるよう指導されるなど、全力プレーへの意識は高い。ヘッドスライディングは投手として指を守るために首脳陣から禁止されているが、二刀流を貫く以上、「稲葉魂」を継承し、全力疾走は続けていく。

 最速162キロ右腕は、将来に見据える「170キロ超え」についても言及した。夢の大台。現在の日本球界では実質、大谷だけが目指すことができる「権利」ともいえる。「球速に関するこだわりは年々減ってきている」としたが、「誰しもが無理と思う数字。でも直球は持ち味で一番の長所なので目指す価値はある」と言った。

 昨季はプロ野球史上初の同一シーズンでの「2桁勝利(11勝)&2桁本塁打(10本)」をマーク。前日、帰省した際には両親から「体を壊さずに頑張れ」とエールをもらったという大谷は「昨年の成績を超えていきたい。それができればチームの優勝に近づく」と20歳の誓いを立てた。

 故郷・岩手の青空の下、つかの間の休日でパワーを充電した大谷。「お世話になった場所なので恩返しがしたい。ヒーローインタビューにもっと立って喜んでもらいたい」。大人になった怪物は勝負の二刀流3年目へ気持ちを新たにした。

[ 2015年1月12日 06:15 ]

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