横浜商大・佐々木監督 30年変わらぬ“指導の軸”とは…

[ 2015年1月12日 08:58 ]

横浜商大・佐々木正雄監督の就任30年を祝う会で記念撮影に収まる佐々木監督(左)、DeNA中畑監督(中央)、ヱミ子夫人

 神奈川大学野球リーグの横浜商大を率いて6度のリーグ優勝を誇る佐々木正雄監督。11日には「就任30周年を祝う会」が横浜市内のホテルで行われ、関係者約1000人が出席した。

 佐々木監督は横浜一商(現横浜商大高)のエースとして3年夏の甲子園で8強入り。日大に進学し、在学中から日大明誠(山梨)の監督に就任した。県4強入りを果たし「ピンク旋風」と話題になったこともあった。そして、30歳から横浜商大の監督を務め、通算442勝261敗の成績を残している。

 指導の軸とするのは「卒業」「就職」「勝利」の3点。佐々木監督は「これはずっと変わらない。野球は人生の通過点。学生は卒業してからが大事。人間としての生き方を教えていかないと」と語る。学生との距離感は「人間対人間」がモットーだ。

 指導者として、一番楽しい瞬間は?こんな質問には笑って答える。「人の変化だね」。野球を通じて姿勢が変わっていく者、ミーティングで力説した翌日から練習への取り組み方が変わる者…。その姿を見ることが、監督としての喜びだ。

 「人間一人では生きられない。だから、野球は組織として、チームとして成り立たないといけない」。井樋秀則コーチとは30年近くタッグを組み「何でも分かり合っている」と、日々厳しい練習で選手を鍛え上げている。

 好きな言葉は「恩義」。関係者1000人が出席する会は、なかなかない。人と人とのつながりを重視する佐々木監督。今春も、神奈川大学リーグを盛り上げる。

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