巨人・小林 1000万円増でサイン「開幕スタメン目指す」

[ 2014年12月16日 12:27 ]

<巨人契約更改>契約更改を終え、笑顔で記者会見する小林

 巨人の小林誠司捕手(25)が16日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円増の年俸2500万円で更改した。

 ドラフト1位で入団した今季は1年目ながら63試合に出場し、打率・255、2本塁打、14打点。遠投115メートルを誇る自慢の強肩を武器に守備でも高い潜在能力を示し「いろんな経験ができたし、ケガなく1年間過ごせたのは自信になった」と振り返った。

 阪神とのCSファイナルステージ(東京ドーム)でもスタメンマスクをかぶり、11月に行われた日米野球では新人で唯一、侍ジャパンにも選出された。

 来季は長年、正捕手を務めてきた阿部が一塁手へ転向するため、ヤクルトからFA移籍で加入した相川や実松、加藤らと正捕手の座を争う。

 原監督は8日に都内で行われたトークショーの中で「小林が慎之助を上回る個性的なキャッチャーに育つ夢を見たい」と大きな期待を口にしており、小林も「(球団から)100試合以上は座れるように、という期待をして頂き、すごい嬉しい。100試合以上は座りたいと思っている。CSにも出させてもらって悔しい経験をしたので、悔しい気持ちを忘れずに必ず日本一を奪回したい。キャンプから競争が始まるのでしっかり練習していき、開幕でスタメンで出られるように準備していきたい」と正捕手奪取を誓った。(金額は推定)

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