楽天 ミコライオ獲得へ…広島退団決定的、「抑え」候補で

[ 2014年11月19日 06:52 ]

楽天が獲得へ向けて調査しているミコライオ

 楽天が、今季限りで退団が決定的となっている広島のキャム・ミコライオ投手(30)とDeNAのトニ・ブランコ内野手(34)を獲得に向けて調査していることが18日、分かった。

 ミコライオは12年の来日から3年連続で20セーブ以上で通算73セーブをマークしたが、広島の来季構想から外れた。それでも、楽天はその実力と実績を高く評価している。楽天は昨オフにソフトバンクを退団したファルケンボーグを獲得。今季は守護神として39試合に登板して、3勝5敗20セーブの成績を残したが、来季去就は微妙で、抑えが定まっていない状況だ。このため、補強の状況次第で、松井裕も守護神候補の一人に挙がっている。

 一方、ブランコは来日から6年間で196本塁打。今季最下位に低迷したチームは、本塁打も12球団最少の78に終わっただけに、長距離砲はチーム再建に必要不可欠だ。ミコライオにはヤクルト、ブランコにはオリックスも興味を示しており、争奪戦は必至。両選手ともに正式に退団が決まれば、「抑え」と「4番」の獲得に動く方針だ。

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2014年11月19日のニュース