小兵アルテューベがけん引 2戦連続3安打、守備でも存在感

[ 2014年11月19日 05:30 ]

アルテューベが右中間にこの試合3安打目となる二塁打を放つ

日米野球第5戦 MLB選抜3―1侍ジャパン

(11月18日 札幌D)
 打線をけん引したのは、身長1メートル67の1番打者、アストロズのアルテューベだった。2試合連続の3安打をマークし「いいところに落ちてくれてラッキー」と白い歯を見せた。

 初回、いきなり大谷の速球を右前へ運ぶと、4回にも速球を捉えて右前打。6回には井納から右中間へ二塁打を放ち、積極性と小さな体でも力負けしないパンチ力が際立った。

 今季、225安打を放ち、打率・341でア・リーグ首位打者に輝いた。打撃のこつを問われると「それが分かればみんなメジャーリーガーになれるよ」と笑う。9回の守備では華麗なジャンピングスローで試合を締めくくり、「いいプレーをするのに体の大きさは関係ない」という言葉は説得力十分だった。

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