オリックス・金子は最多勝と防御率 阪神助っ人が首位打者と打点王

[ 2014年10月7日 22:08 ]

 セ、パ両リーグは7日、全日程が終了して個人タイトルが確定し、パは金子(オリックス)が16勝、防御率1・98で最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得した。最多奪三振はこの日、則本(楽天)が204三振にまで数字を伸ばして金子を逆転して獲得した。

 セは山田(ヤクルト)が日本選手の右打者のシーズン最多記録を更新する193安打で、初タイトルとなる最多安打を手にした。エルドレッド(広島)が37本で本塁打王。首位打者は打率3割3分8厘でマートン、打点王は109打点でゴメスと阪神の外国人コンビが獲得した。39盗塁の梶谷(DeNA)が初の盗塁王となった。

 山井(中日)とメッセンジャー(阪神)が13勝で最多勝を分け合った。山井は13勝以上の最高勝率投手に与えられる勝率第1位と2タイトルに輝いた。菅野(巨人)は防御率2・33で最優秀防御率を手にし、来日1年目の呉昇桓(阪神)が39セーブで最多セーブを獲得した。

 パは西武の中村とメヒアが34本で本塁打王に輝いた。メヒアはシーズン途中入団の選手としては2リーグ制となって以降、初の獲得。最多打点は100打点の中田(日本ハム)で初タイトルとなり、最多安打は176安打の中村(ソフトバンク)、盗塁王は43盗塁の西川(日本ハム)だった。

 金子をはじめオリックス勢が6部門を占めた。糸井が打率3割3分1厘で初の首位打者となり、平野佳がリーグ新記録となる40セーブで最多セーブを獲得。佐藤達が48ホールドポイントで最優秀中継ぎを手にした。

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2014年10月7日のニュース