和田監督 来季続投へ 2位確定で条件クリア PS終了後に正式要請

[ 2014年10月7日 05:30 ]

空港の改札を通ろうとするもエラーが出て苦笑いの和田監督

 阪神が今年で3年契約が満了する和田豊監督(52)の来季続投を本線として近く最終結論を出すことが6日、分かった。この日、マツダスタジアムの広島―巨人戦で広島が敗れ、阪神の今季2位が確定。これまでも続投を基本線に話し合いを進めてきたが、レギュラーシーズン2位が続投条件の一つであることは複数の球団幹部が認めていた。11日からは甲子園でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが控えていることもあり、正式な続投要請はポストシーズンゲーム終了後とみられる。

 レギュラーシーズン全日程終了後も結論が持ち越されていた和田監督の来季続投が、この日、決定的となった。広島が巨人に敗れたことで、阪神の2位が確定。これを受け従来の基本方針通り、和田監督続投を本線に近く最終結論を下すこととなった。

 監督人事に関し坂井信也オーナー(66)を始めとする電鉄本社、球団間で慎重に推移を見守ってきた。9月30日には大阪市福島区の電鉄本社に球団首脳が集結。監督人事に関し意見交換し、2位なら基本線は続投という方針を固めていた。近く坂井オーナーと南信男球団社長(59)が改めて会談の場を設け正式決定する。

 首位に1・5差の2位だった8月27日には南球団社長が「基本は変わらない」と語り、和田監督の来季続投は既定路線であることを認めていた。だが、和田監督自らが「勝負の9月」と位置づけていた9月戦線で、5日の中日戦から今季ワーストの6連敗。昨年の8月後半から9月にかけて大失速した前例もあり、監督人事に関しては「白紙」となった。

 その間、球団では水面下で来季を見据えた戦力編成に着手。和田監督続投の場合でもヘッドコーチ、2軍監督など要職刷新を条件とするなど、準備を進めてきた。

 その一方では、和田監督が退任となった場合の次期監督候補の選定を開始。元監督の岡田彰布氏(56=野球評論家)を最有力候補に議論を重ねてきた。

 一時は急失速したチームだったが、6連敗して以降は粘りも見せた。9月12日の広島3連戦から3連続でカード勝ち越し。レギュラーシーズン最終戦となった10月1日・広島戦(マツダ)に勝利したのを含め、ラスト5試合も4勝1敗で乗り切った。75勝68敗1分は、昨季を上回る貯金7。懸念された9、10月も13勝13敗の五分で終えていた。

 坂井オーナーはチームがCSを控えていることに配慮しており、当面は監督人事問題を封印し、CSに集中させたい構え。球団から和田監督への正式な続投要請はポストシーズンゲーム終了後になると見られる。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2014年10月7日のニュース