山田の192安打は歴代13位 22歳以下はイチローに次ぎ2人目

[ 2014年10月7日 05:30 ]

<ヤ・D>8回1死、左中間へ逆転満塁弾を放つ山田
Photo By スポニチ

セ・リーグ ヤクルト7-6DeNA

(10月6日 神宮)
 ヤクルト山田が4安打を打ち、今季の安打数を192とした。シーズン192安打は歴代13位タイ。右打者では3位タイ(4人目)で、日本人では50年藤村富美男(阪神)の191安打を抜いて歴代最多となった。

 山田は22歳の若さ。22歳以下のシーズンで192安打以上は、94年に21歳で210安打したイチロー(オリックス)に次ぎ2人目になる。192安打目となる8回の満塁弾は3ボール0ストライクから。カウント3―0からの満塁本塁打は06年8月26日西武戦のズレータ(ソフトバンク)以来だが、70年以降のセでは山田だけ。

 ▽藤村富美男 1916年(大5)生まれ。広島・呉港中(現呉港)で32~35年に甲子園に6度出場し34年夏優勝。36年の阪神創設時に投手として入団。投打の二刀流で活躍し、49年に本塁打、打点王でMVP。2リーグ制初年度の50年に191安打を放ち、打率・362で首位打者。191安打は94年にイチロー(オ)が破るまで長くプロ野球記録だった。「物干しざお」と呼ばれた長いバットを愛用。「(初代)ミスタータイガース」と呼ばれる。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月7日のニュース